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2019.09.21

豚コレラは全国でワクチン接種を

深刻な豚コレラ問題について、神奈川県の養豚事業者の皆様から早く豚にワクチンを打ってほしいとのご要望を受け、以前より農水省に訴えてまいりましたが、9月20日、ようやくワクチン接種を可能にするための「国の防疫指針を改定」することが農水大臣から表明されました。遅すぎです。埼玉県で豚コレラが発生し関東への感染拡大を防ぐためなのでしょうが、愛知県や岐阜県を馬鹿にしてます。

9月20日の農水省の表明を受け、この週末、地元の養豚事業者の方々と、豚コレラの専門家の方に話を伺いました。
・豚コレラワクチンはすでに150万頭分が備蓄されており、すでに発生した県の分以上あり、明日にでも打ち始めるべき。ワクチンの増産をメーカーに要請すると農水省は発表しているが、日本国内の900万頭分の製造は約2ヶ月で出来るので、年内にも全部打つことはできるはず。法律上は知事が判断するとか言ってないで、「国家防疫」として国が即断すべき。

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・ワクチンを打つことによる風評被害だとか言っているが、2006年までの約20年間、同じワクチンを国内の約8割の豚に打ってきており、我々はその豚肉を食べ続けてきているが何の問題も起きていないことこそ伝えるべき。非洗浄国への転落を懸念といったことを農水省が言うこと自体が風評被害。

・ワクチン摂取が遅れた理由として清浄国から非清浄国に転落し輸出しにくくなることを政府は恐れていたと思われるが、年間約10億円の輸出はシンガポールと香港がほとんどで両国とも非清浄国。輸出先国との協議で輸出は可能。これまで輸出していなかった国への「輸出拡大」のブレーキには確かになるかもしれないが、「輸出維持」は可能なはず。一旦非清浄国への転落は止むを得ず時間をかけて清浄国への復帰を目指せば良い。
→ワクチン接種の判断が遅れたのは安倍政権の農業輸出拡大の方針に反するからではないでしょうか。

・ワクチンは地域制限せず全国で打つべき。仮に制限するとしても感染源と言われるイノシシが渡れないと思われる本州とそれ以外で分ける程度にすべき。また、ワクチン接種地域の豚は製品も含め非接種地域への移動制限をかけることが検討されているようだが、豚肉の流通の現実からすれば全く無理な話。例えば、仮に埼玉県や群馬県は接種地域、東京都や神奈川を非接種地域として埼玉や群馬の豚肉(生体だけでなく製品も含む)は東京や神奈川に売れないとした場合、群馬や埼玉の業者で東京に売っていた業者はどうするのか。東京はどこから買えばいいのか。BtoCで四国や九州のお客様に直販している業者もいるがこれが禁止されたら商売にならない。厚木市にある最新式の解体処理を行なっている「神奈川食肉センター」は年間約50万頭と全国有数の処理頭数だが、最も多く持ち込まれているのは群馬県の豚で年間約15万頭を処理している。
豚肉流通をどうするつもりなのでしょうか。

とりあえずできることとして、ワクチン接種の方向が示された9月20日の夕刻、担当課である農水省消費・安全局動物衛生課に問い合わせたところ、豚コレラがすでに発生した県を接種地域にすることは確実だがそれ以上どこまで含めるかはこれから検討するとのことでしたので、少なくとも神奈川県をワクチン接種の対象地域に含めるよう要望したところです。

 

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